星ナビ12月号は「星空カレンダー2023」と「監督独白!『まだ見ぬ宇宙へ』」
【2022年11月1日 星ナビ編集部】
今回の表紙はプラネタリウム番組「まだ見ぬ宇宙へ」から「NGC 7293 らせん星雲」。試写会で撮影した写真をもとにビジュアル化した画像です。コンソールが宇宙船のコックピットのようです。作品を鑑賞すると、実際に天体のそばまで近づいているような気分を味わえるはず!
綴じ込み特別付録 星空カレンダー2023
毎年恒例のカレンダーが特別付録。表紙は「明石海峡の紅い月」。カノープスと富士山、風鈴と天の川、ふたご座流星群など、過去1年間の「星ナビギャラリー」掲載作から季節感あふれる9点をピックアップしました。
最新天文学データでプラネ番組 MAKING OF 「まだ見ぬ宇宙へ」
惑星たちや太陽系・天の川銀河、ブラックホール…。美しい天体たちの姿を近くで眺めてみたい、天文ファンなら誰しもそう思ったことがあるはず。「まだ見ぬ宇宙へ」はそんな天文ファンの願いを叶えてくれるプラネタリウム作品です。美しい天体の姿が、最新の天文学データをもとにしたグラフィックで描かれています。ガイアのデータをどのように天の川に反映したのか、天体写真でよく見る天体たちの内部に潜入するシーンはどのように作られたのか。こだわりたっぷりの作品を上坂監督が語ります。
星空ライブカメラ@ハワイ・マウナケア山頂 最高の星空生中継
マウナケア山頂から美しい星空を毎日生中継する「星空ライブカメラ」。中継開始から1年で「流星クラスター」や「ペルセウス座流星群極大後の流星大出現」などの天文学的な発見も生まれているライブカメラ。ライブ配信のチャット欄での専門家と視聴者の交流など、天文普及的にも注目されています。このプロジェクトは木曽観測所でのライブ配信から始まりました。小さな配信がマウナケアに繋がり、本格稼働に至るまでの軌跡を紹介します。
輝度差1万倍の観察&撮影方法 チャレンジ!シリウスB 後編
おおいぬ座のシリウスBが観測のチャンス。約−1.5等のシリウスに対して、シリウスBは約8.4等。離角は11.3秒角、冬の大気のゆらぎ、口径の壁、エアリーディスクにスパイダーによる光条…これらの難点を克服して、かすかな輝きに挑戦しよう!どんな望遠鏡がいいか、おすすめの撮影機材は?など観測者が気になるポイントを解説。
天文外史 諏訪天文同好会100年のあゆみ
「長野県は宇宙県」や子供達に望遠鏡をプレゼントする「星空に夢をプロジェクト」など、精力的に活動を行う「諏訪天文同好会」。今年、創立から100年を迎えた日本最古級の天文同好会です。大正時代、この同好会はどのように生まれたのでしょうか。活動の広がりを紹介していきます。
News Watch 天体の軌道を人間が変える NASAの実験機DART
小天体が地球に衝突するのを防ぐ「惑星防衛」の基礎実験となるDART。今回の衝突実験では予想以上の成果を得ることができました。
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