しぶんぎ座流星群が極大

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しぶんぎ座流星群の活動が1月4日に極大となる。三大流星群の1つだが、極大時刻が日中にあたり夜間も月明かりがあるため条件は悪い。

星図

しぶんぎ座流星群は、8月のペルセウス座流星群12月のふたご座流星群と並ぶ三大流星群のひとつで、うしかい座とりゅう座の境界付近にある放射点から流れ星が流れる。「しぶんぎ座」という星座は今は存在しないが、かつてこのあたりに「へきめんしぶんぎ(壁面四分儀)座」という星座が設定されていたことからこの名前がついている。流れ星は、彗星や小惑星が残したちりが集まった場所を地球が通過し、ちりが地球の大気にとびこんで、上空100km前後で発光して見えるものだ。

予測極大時刻は4日11時なのでひじょうに条件が悪く、さらに未明には月齢13の月が西の空を照らす。東の方向を中心に眺めていれば、運が良ければ流れ星が見えるかもしれない。

  • 空の条件の良いところでも、1時間あたりの流星数は10個前後の予想です。町明かりで空が明るいところや建物があって視界が開けていないところでは、実際にはほとんど見えないかもしれません。
  • うしかい座やりゅう座は未明から明け方に北東の空に見えます。とはいえ、流れ星は空のどの方向にも飛ぶので、月明かりを目に入れないようにして空を広く見渡すようにしましょう。

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