2021年5月下旬 水星と金星が大接近

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5月下旬ごろ、夕方の西北西の低空で、水星と金星が大接近する。最接近は5月29日ごろ。

星図

5月下旬ごろ、夕方の西北西の低空で、水星と金星が大接近して見える。

最接近は5月29日ごろで、約0.5度(満月の見かけの直径)まで近づくが、日の入り30分後の高度が10度未満とかなり低く、水星が2等級と夕方に見るには暗いため、金星を目印にしても水星はなかなか見えないかもしれない。最接近の数日前のほうが、水星の高度が高く明るいので見やすいだろう。西北西の空が開けたところで、双眼鏡を使って探してみよう。