「ステラショット2」2.0cアップデータ、GearBox更新ファームウェアを公開

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天体撮影ソフトウェア「ステラショット2」をアップデートする「2.0cアップデータ」、および専用コントロールボックス「GearBox」の更新ファームウェアを公開しました。導入補正に伴う画像マッチングの精度・安定性の向上や不具合の修正などを行っています。

【2020年5月1日 アストロアーツ


(5月2日更新)

4月30日公開の2.0cアップデータで「オートガイドのパルス出力に「望遠鏡の微動」を設定するとキャリブレーションで誤った計測結果となる」不具合があることが判明し、この問題を追加修正したものに差し替えました。

そのため、5月2日14時ごろ以前に2.0cアップデータをダウンロードした方は改めてステラショットの「アップデータ」ページから2.0cアップデータをダウンロードの上、インストールしてください。

たびたびお手数をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。


(5月1日公開分)

ステラショット2 2.0cアップデータでは、主にGearBoxの使用中に生じる不具合に対応します。また、導入補正に伴う画像マッチングの精度・安定性の向上など機能の改善も行っています。詳しくはステラショット2「アップデータ」ページをご参照ください。

GearBoxの更新ファームウェア(バージョン1.2.121.3)では、タカハシTemmaシリーズとミードLX200シリーズを接続したときの問題など様々な不具合を修正しています。詳しくはステラショット2「GearBoxファームウェア更新」ページをご参照ください。

GearBoxをお持ちの方は必ず「2.0cアップデータ」と「ファームウェア更新」の両方を行ってください。

GearBox使用時に「RAW画像を転送しない」オプション
GearBox使用時に「RAW画像を転送しない」オプションを追加。RAW画像はデジタルカメラのメモリカードに保存し、JPEG画像のみ転送を行うため、次の撮影開始までの待ち時間を短縮することができる。画像クリックで表示拡大


ステラショット2について

天体の位置計算・星図表示と赤道儀やカメラ(デジタル一眼レフ、ミラーレス一眼、CMOSカメラ)の制御をまとめて行う天体撮影・観察用のソフトです。天体の導入からピント合わせ、構図の調整、撮影まで、各機器の制御ソフトを個別に使っていては実現できない高度な制御とアシスト機能を備えています。また、ステラショット2専用コントロールボックス「GearBox(ギアボックス)」を使用すると、赤道儀、カメラ、オートガイダーのような機器をワイヤレスで操作できるようになります。

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