2019年2月27日 水星が東方最大離角

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2月27日、夕方の西の低空に見えている水星が、太陽から最も離れて東方最大離角となる。

星図

夕方の西の低空に見えている水星が、2月27日に太陽から最も離れて東方最大離角となる。

日の入り45分後の高度は約8度でかなり低いが、水星としては見やすいほうだ。とはいえ、金星のような目印になる天体はないため、少し見つけづらい。方位と高度をよく確かめて、西の空のひらけたところで双眼鏡で探してみよう。

地球の内側を公転する水星は見かけ上、太陽から大きく離れることがないので、日の入り後の西の空か日の出前の東の空にしか見えない。今回のように太陽から東側に最も離れる「東方最大離角」のときには、日の入り後の西の低空に見える。

2月中旬から3月中旬の見え方
2月中旬から3月中旬の、日の入り45分後の水星の位置(場所の設定は東京)。日付横の括弧内は等級

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