【1997年4月9日 NASA プレスリリース 97-65】
NASAは9日、国際宇宙ステーション建設について
遅くても98年の10月までには再開することを発表した。
当初、宇宙ステーションの中核となるモジュールはロシアとアメリカによって
建設されることが予定されていたが、
ロシア側の財政難から事実上凍結されていた。
今回、アメリカはロシアに対しいくつかの代替案を示すことで、
ロシア側の財政負担を軽くし、建設再開への目途を立てた。
NASAのダニエル・ゴールドウィン局長は
「我々は当初から国際宇宙ステーションの建設には
様々な困難が待ち受けていることを予想していた。
これからも問題は出てくるであろう。
しかし、宇宙ステーション建設に向けて我々は確実に前進している。」
と語った。